親知らず抜歯ならお任せください
当院の親知らず抜歯治療について
保険診療:即日抜歯・複数本の抜歯にも対応可能
当院の親知らずの抜歯治療は保険診療(保険適用内)です。費用は症例により異なりますが、通常2,000円〜8,000円程となります。
患者さまの症状をしっかりと把握し、親知らずの痛みをその日に解決できるよう努めております(抜歯のタイミングは患者さまのご都合に合わせて調整します。症状によっては当日の抜歯を控えるケースもございます)。
他院様で「親知らずの抜歯を断られた」という方も、一度当院へご相談ください。
親知らずの抜歯をした方が良いケースとは
- 斜めに生えている親知らず
- 虫歯になっている親知らず
- 周囲の歯茎が炎症を起こして腫れている親知らず
- 親知らずが原因で隣の歯に深い歯周ポケットができている場合
抜歯をしない方が良いケースとは
- 妊娠中の方または授乳中の方
- まっすぐ生えていて上の歯と噛み合っており、歯と歯茎が健康な状態の場合
- 血が止まりにくい方、感染のリスクが高い方
- 近い将来に親知らずを移植する可能性がある方
- 入れ歯やブリッジの支えとして使う可能性がある方
親知らずの抜歯は痛い?痛くない?
親知らずの抜歯治療を開始する前に麻酔をしっかり効かせてから行いますので、親知らずを抜く時に特に痛いと感じることはありません。
親知らずの抜歯後、麻酔が切れた時が痛みのピークとなりますので、麻酔が切れる前に処方した痛み止めのお薬(鎮痛剤)を服用しましょう。親知らずの症状によっては、抜歯後もほとんど痛みが出ない場合もあります。 痛みがある場合でも、抜歯翌日から1週間程かけて痛みが引いていくことが多いでしょう。
当院では、麻酔自体のチクッとした痛みなども極力感じることのないように、表面麻酔や超極細の針を使用するなど様々な取り組みをしております。
痛みが苦手な方も、どうぞご安心ください。
親知らずについて
親知らずとは
前歯から数えて8番目(一番奥)の永久歯が親知らずです。智歯(ちし)や第三大臼歯とも呼ばれています。一般的に17歳~30歳頃に生えてくることが多く、全て生えてくれば4本の親知らずになりますが、現代では退化傾向にあり、1本も生えてこないケースも少なくありません。
親知らずは正常に生えていて健康な状態であれば特に問題はありませんが、周囲の歯への影響や将来的なトラブルを考慮し、親知らずを残すリスクの方が高いと判断されるときには抜歯をおすすめする場合があります。
親知らずの生え方
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まっすぐ生えるケース
親知らずがまっすぐ生えていて、上の歯と噛み合っているのでちゃんと磨ければ残せるケースです。
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水平埋伏のケース
親知らずが横を向いて埋まっていて隣の歯が虫歯になったり、清掃性が悪いために炎症を起こして腫れてしまうリスクが高いため、抜歯をした方が良いケースです。親知らずと神経が近い場合は、安全のためにCT撮影をして位置関係を確認します。
親知らずの検査や抜歯もお任せください
当院長は大学病院口腔外科に所属していた経歴を持ち、親知らずの診断・抜歯治療においても経験豊富な歯科医師です。一般的な親知らずはもちろん、骨の中に埋まった親知らず(埋伏歯)など幅広い症状の抜歯治療に対応できます。必要に応じてCTを用いた的確な診断を行い、痛みや腫れが心配な方のために痛み止めや腫れ止めのお薬もご用意しております。
「奥歯が痛い」「自分の親知らずは大丈夫かな?」と少しでも不安や疑問を感じられた方は、いつでもご相談ください。なるべく早期に治療することで、痛みを感じる期間を短縮でき、普段の生活や食生活でのストレス軽減にもつながります。
親知らず抜歯治療の流れ
1問診
ご来院いただきましたら、まずは問診を行います。お体の状態や服用されているお薬、当日の体調についてなど、そのほか気になることは何でもお知らせください。もし抜歯前に内科や他科に問い合わせが必要な場合は、日を改めて抜歯を行うこととなります。
2診査・診断
症状に応じて、CT撮影などの検査を行います。親知らずと神経や副鼻腔、周囲の歯との位置関係を把握することで抜歯の可否・難易度などを的確に判断します。
3抜歯治療
可能なかぎり痛みの少ない治療が行えるよう、最大限の配慮をしながら的確に丁寧に施術を行います。術前に麻酔を充分に効かせてから治療に入りますので、術中に痛みを感じることはほとんどありません。
4縫合と止血
歯茎の切開が必要な治療の場合には抜歯後に縫合を行います。しばらくガーゼを噛んでいただくことで止血を行い、血が止まったことを確認して抜歯治療は終了となります。
親知らずの症例
Case.1
治療前
治療後
主訴 | 左下の親知らず部位がよく腫れて痛む |
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治療期間 | 1週間 |
治療費 | 保険内治療 |
治療内容 | レントゲン写真上親知らずとその後方の横に位置している過剰歯が確認できます。親知らずおよび周囲組織の位置関係を把握するためCBCT撮影後、外科的抜歯をしました。1週間後経過良好で治療終了しました。 |
治療のリスク | 下歯槽神経および舌神経の損傷による知覚鈍麻 |
Case.2
治療前
治療後
主訴 | 親知らずが痛い、食べ物がよく詰まる |
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治療期間 | 1ヶ月 |
治療費 | 保険内治療で約18,000円(4本抜歯、CTおよびパノラマレントゲン代を含む) |
治療内容 | 右の上下親知らずが痛くて食べ物がよく詰まることで来院されました。上の方は深い虫歯で、下の方は横向きに生えていたため抜歯が必要な状況でした。当日レントゲン撮影後右上下の親知らずを抜歯しました。3週間後また左上下の抜歯を行いました。 |
治療のリスク | 下の親知らずは神経の管と近接しているため、一時的に抜歯後唇や舌、歯肉が痺れる症状が出ることがありますが、通常数日後には治ります。 |
Case.3
治療前
治療後
主訴 | 親知らずがの周囲がよく腫れる |
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治療期間 | 1週間 |
治療費 | 保険内治療で約10,000円(CTおよびパノラマレントゲン代を含む) |
治療内容 | 右の下の親知らずの周囲の歯肉がよく腫れて、神経と近いので大学病院でないと抜歯できないと他院で断られ当院を受診されました。当日に訪問されて、CT撮影後神経と親知らずの位置関係を確認し、安全に抜歯しました。3週間後また左上下の抜歯を行いました。抜歯した翌日にほとんど腫れはなく、1週間後にも痛みや神経症状もなく、糸取りをして治療終了としました。 |
治療のリスク | 下の親知らずは神経の管と近接しているため、一時的に抜歯後唇や舌、歯肉が痺れる症状が出ることがありますが、通常数日後には治ります。 |
Case.4
治療前
治療後
主訴 | 親知らずの周囲がよく腫れる |
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治療期間 | 1週間 |
治療費 | 保険内治療で約10,000円(CTおよびパノラマレントゲン代を含む) |
治療内容 | 左の下の奥の歯肉がよく腫れて、親知らずの抜歯を希望されました。神経との距離が近くて他院で抜歯を断られたそうです。当院でCT撮影をしたところ、親知らずの根っこの部分が神経と4mmほど重なっていました。歯肉を切開して神経損傷を起こさないよう細心の注意を払い、分割して抜歯を行いました。1週間後糸を取る時も何の問題もなく、無事に治療終了しました。 |
治療のリスク | 下の親知らずは神経の管と近接しているため、一時的に抜歯後唇や舌、歯肉が痺れる症状が出ることがありますが、通常数日後には治ります。 |
Case.5
治療前
治療後
主訴 | 左下奥歯が痛い |
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治療期間 | 3週間 |
治療費 | 保険内治療で約15,000円(CTおよびパノラマレントゲン代を含む) |
治療内容 | 左の下の奥の歯が痛くて来院されました。親知らずの影響で、隣接する左下7番目の奥歯が深い虫歯になっていたため、親知らずを抜歯した後、虫歯の治療(神経治療)も行いました。 |
治療のリスク | 横に生えている親知らずは、このように隣の歯にも影響して虫歯を作ります。虫歯がさらに深くなると奥歯は治療が出来ず、やむをえず抜歯することもあります。 |